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自衛隊モデルコレクション第49号が発売になりました。
1/72 91式戦車橋が付属します。
91式戦車橋は74式戦車の車体にスライド式の戦車橋を搭載した架橋戦車です。陸上自衛隊の戦車橋としては2世代目にあたりますが、本格的に配備された架橋戦車としては初の装備となります。 |
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車体には74式戦車を使用していますが、形状は87式自走高射機関砲に採用されたものに近い専用の車体となります。 |
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91式戦車橋は比較的知名度の高い装備ですが、食玩以外での立体化は初めてとなります。 |
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大型の戦車橋を搭載した形状を巧みに再現しています。 |
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戦車橋のパーツは上下2枚に分かれていますが、固定されていて稼働することはできません。とはいえ、パーツが分割されていることを考えれば、努力次第で可動化も不可能ではないかと思われます。 |
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戦車橋のパーツは一見目立たない内側にも十分なモールドが成形されており、細部を再現する努力の跡が見られます。 |
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戦車橋の裏面は補強の枠が再現されています。戦車橋自体は4パーツで再現されており、左右の接合は接着、上下の接合はネジ止めとなっていました。 |
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74式戦車との比較。ここまで大幅に外見が異なると、見慣れている人以外には同じシャーシには見えないと思います。 |
コメント 2件
kleinpanzer のコメント:
2015年1月18日
kleinpanzerです。
当サイトへのコメント有難うございました。
自衛隊シリーズ、着々と充実しておられますね!機動戦闘車の完成おめでとうございます。
魅力的な車両ですね。
90式くらいまではリアルタイムで知っていたのですが、その後の自衛隊装備は知識が追い付いておらず、貴サイトで勉強させてもらっています。この戦車橋も74式のバリエーションなのですね。
管理人 のコメント:
2015年1月19日
kleinpanzerさん
コメントありがとうございます。
機動戦闘車はサイト掲載しているものと同時にコンペ用の作品も作成していますので、コンペが終了した後でサイトの方にも掲載します。
90式戦車の採用前後までは対ソ連戦を想定した重装備でしたが、現在は迅速な展開が可能な機動力を優先した装備に変わってきました。
機動戦闘車と今後この系譜に連なる装輪装甲車シリーズはその様な流れの最先端に位置していると思います。
91式戦車橋は90式戦車に合わせて調達された装備の一つですが、主力戦車が軽量化したおかげでまだしばらく使い続けることができそうですね。
第二次大戦の頃から工兵装備は1世代前の装備を改造して転用することが多いので、74式戦車を転用するこの装備はそういう意味ではお約束通りと言えるかと思います。