73式大型トラックの派生型「81式短距離地対空誘導弾C型 発射装置搭載車」を作成する作業の続き。

 

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組立工程が完了した状態で止まっていたため、塗装工程から再開します。

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この車両は陸上自衛隊の2色迷彩が施されているため、下地の上に基本色として茶色を吹きます。

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続いてマスキングを行い、緑色を吹きます。

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陸上自衛隊の境界線がハッキリとした迷彩はエアブラシのフリーハンド塗装だけでは再現が難しいため、塗装前にマスキングを行います。

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最近はこのような場合に使用する専用のマスキング剤もあるようですが、コストパフォーマンスに優れた練り消しゴムを使用しています。

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練り消しゴムは数種類がありますが、現在は「バニー イージークリーナー」を使用しています。

他の製品と比較できるほど頻繁には塗装を行っていないため、とりあえずこの製品を使用しているという状態です。

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塗装完了後、マスキング剤を剥がします。

粘着力に低い練り消しゴムでも剥がす際には注意して行わないと、塗装面が剥離してしまうことがあります。

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塗装の剥離と同時に、部品の脱落や欠損も発生する可能性があります。

今回も数カ所で発生しており、塗装の剥離箇所は筆塗り、部品の欠損は再度作りなおすことで対処しています。

 

次の工程では、筆塗りで塗装の剥離と迷彩のリタッチを行い、色調調整前の準備を進めます。