アオシマ文化教材 3トン半の燃料タンク車作成の続き。
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本サイトの方の製作記は更新が追いついていませんが、組み立ては完了したため塗装に入ります。
基本はOD色の単色塗装となりますが、3トン半は退色が見られる車輌が多く塗料の色と見た目の色合いではかなりの開きがあります。
まずはベースとなるOS色を全体に吹きます。
今回は退色はしていますが、それほど過度な退色はしていないという感覚で色を調整しています。
塗装後、Mr.ウェザリングカラーにて軽く墨入れを行います。
過去に当サイトの掲示板に書き込みをして頂いた現職の方によると、様々な色合いになる原因はいくつかあるとの話でした。
主たるものを上げると、以下の様な内容です。
1. 日焼けによる退色
2. 塗装の際の溶剤比率による色の変化
3. 再塗装を行った場所と、行っていない場所の色の違い
4. メンテナンス時の扱いの違い(磨かれる箇所と磨かれない箇所)
この写真は数年前に朝霞駐屯地で撮影したもので、 かなりはっきりとした色の違いを見ることができます。
当然ながら、このような色の指定色はなく、写真を見ながら塗料を調色する必要があります。
こちらは数年前に作成した3トン半 改良型。
OD色をベースにしていますが、調色した上でハイライトに明るめの色を吹いているため、全体的に白っぽく見える用に調整しています。
今回はここまで極端な退色は表現せず、元の色合いが残った状態を目標に塗装を進めます。