フランクフルトでの一泊後、午前の便でラトヴィアのリガ国際空港まで飛びました。
リガはバルト海に注ぐダウガヴァ川を挟んだ港町で、ラトヴィアの首都となります。
リガ市内は近代的な新市街と、中世の趣をそのまま残した旧市街に分かれています。
リガ国際空港はリガ市内からタクシーで30分足らずの位置にあります。
フランクフルトの様な規模はありませんが、綺麗に整備されていました。
出発・発着ロビーに寿司屋がありましたが、店名が「YAKUZA」・・・・
現地の日本人に聞いた話では、店主は意味が分かった上でこの店名で、市内にももう一つ店舗があるとか・・・・・日本人としてはなんとも言えない気持ちになります。
新市街には高層ビルも多数建設されていますが、日本の様に過密ではありません。
市内の交通手段は電車、バス、トロリーバスが中心となります。
このため、市内の道にはトロリーバスのための電線が張り巡らされています。
新市街と旧市街の境目にある橋には、独立記念の「自由の記念碑」が建てられています。
このモニュメントはラトヴィア独立戦争(1918-1920)で倒れた兵士に捧げられたものだそうです。
旧市街はさほど広くはありませんが、日本人がイメージしている欧州都市の印象そのままの様な風景です。
リガはハンザ同盟の主要交易路の一角をなしていたため、旧市街には当時の商館が残っています。
周辺の質素な石造りの建物とは異なる綺羅びやかな建築物は、往年のハンザ同盟の繁栄を現在にまで伝えていると思います。
古い建物の店舗には凝った看板が掲げられています。
新旧市街問わず壁や建物の壁面に多数の落書きがあり、景観を損ねています。
しかしながら、中には写真の様な芸術性のある(?)落書きも見られます。
キリスト教圏の都市だけに、石造りの教会を所々で見ることができます。
大きい通りの突き当りにレンガ造りの教会を見ることができます。
一方で、全体が黄色で塗られた新しい教会もありました。
冬にはマイナス30度まで下がるラトビアにも野良猫は居ました。
人懐っこい猫で、手を伸ばすと寄ってきます。
旧市街には古い火薬塔と軍事博物館があります。
こちらの収蔵品については次の投稿で載せます。