例年と同様に今年も萬年商業大樓を散策しました。
萬年商業大樓がある台北市の西門付近は若者向けの店舗が軒を連ねる一帯となっています。
その中でも萬年商業大樓は複数の店舗が入居した複合施設となっており、模型店は4階に集中して出店しています。
キャラ物が多い中でも、ガンダム関連は群を抜いて扱いが大きくなっています。店舗前のショーケースには多数の完成モデルが展示されていました。
戦車・航空機・船舶などの模型と完成品類はこちらの店で大量に扱っています。日本では絶版となった製品も多数在庫しており、探している人にとっては宝の山の様な状態です。
過去数回の訪台にて国内で入手できない希少キットは概ね収集したため、今回は台湾ならではの品を探してみました。
中華民国軍の国籍章のデカールセットです。価格は驚きの50元（約200円）
有名な国のマークは海外のキットに含まれていることが多いのですが、非西洋諸国のマークはなかなか手には入りませんので貴重です。
こちらは中華民国陸軍のOH-6A用のデカールセット。
インストとデカール数枚のセットで80元（約320円）でした。OH-6Aはイタレリ（国内ではタミヤから提供）やAZModelの製品がありますので、このデカールがあれば再現ができます。
こちらはOH-13Hのデカールセット。
価格は70元（約280円）でした。イタレリからキットが出ているようですが、こちらは入手性が悪そうです。
最後にCH-47SD用のデカールセット。カラー刷りのインストがついて、やや高価な300元（約1200円）でした。
CH-47SDは、CH-47Dに対してエンジン強化・増槽拡張・気象レーダー追加の改修が行われた機体で、台湾とシンガーポールでのみ運用されているそうです。改造内容からすると自衛隊で使用しているCH-47JA / CH-47J(LR)と同等の性能向上が行われていると思われます。
CH-47SDはキット化はされていませんが、CH-47J(LR)改造キットやMH-47Eなどをベースに、このデカールを使用して再現することができそうです。
今回は時間の制約からデカールのみとなりましたが、次の機会にはガレージキットにも注目してみたいと思います。