今回は大きな目的を定めずに訪台しましたので、その日毎に予定を決めて台北市内を動き回っています。

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4月29日は快晴で気温も高め、日差しが強い代わりに雨の心配がない分だけ市内散策には適した天候でした。

公共交通機関としては地下鉄とバスが発展しているため、これらを使い分けながら移動しました。

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まずは、今回の主目的である台湾果実を堪能します。

我が国でも一般的なスイカやメロンの他に南国ならではのマンゴーやパイナップル、そして国内では見ることがないシュガーパイナップルなどの果物を食べることができます。

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スケジュール未定であることを逆用して、年始に訪台した際には改装中で閉館していた「国軍歴史文物館」に行く予定をねじ込みました。

この博物館は本サイトの方でも紹介していますが、中華民国軍の歴史と現在を広報するための施設です。3階建てで6つの展示室があり、内1室は定期的に展示内容が変わる特別展示室となっています。

 

博物館までの行き方

展示物の紹介(2012年当時)

 

今年は、建軍から現在までの説明と今後の方針(?)の様な展示となっていました。

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大画面のタッチパネル式デジタルサイネージが設置されており、中華民国軍の説明を見ることができます。

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建軍当時の映像や地域毎の司令部に関する情報が閲覧できます。

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様々なメニューがあるのですが、現地語は読解できませんので詳しくは分かりません。

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どういう立場の方かは分かりませんが、佩刀が展示されていました。

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珍しい写真としては、中華民国陸軍の装輪装甲車CM-32「雲豹」の製造風景がありました。

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CM-32は国産の装輪装甲車で、2007年から配備が進められています。武装は我が国の96式装輪装甲車と同様の12.7mm機関砲や40mm擲弾砲を装備しており、現在は105mm砲を装備する機動砲型が開発中の様です。

我が国の96式装輪装甲車や機動戦闘車と比べると、車体のファミリー化という観点ではCM-32の方が一貫性があり、兵員輸送車から機動砲型まで同じ車体が使われています。

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小一時間で展示物を見終わり、一休みした後に龍山寺方面に徒歩で移動します。

途中経路には昨年見つけた模型店があるため立ち寄りましたが、特に目新しいものはなく国内で入手できる商品ばかりでした。

地元民と思われる方が、「くまモンのプラモデル」(もちろん日本製)を購入しており、輸出されている&海外で買う人がいる等々・・・・いろいろな意味で驚愕しました。