しばらく制作が止まっていた10式戦車 量産型の作業を再開しました。
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砲塔部分の作りこみは完了していますので、仕上げとして滑り止めパターンの再現を試みます
滑り止めパターンは紙ヤスリが材料となります。水に漬けて裏紙を浮かせて剥がし、薄くなったヤスリ部分のみを使います。
資料を見ていると、滑り止めパターンは数種類の大きさのものを砲塔の形状に合わせて張り付けてあることが分かります。これを参考に切り出した紙ヤスリを瞬間接着剤で固定します。
しかし、いざ張ってゆくとどうしても相対的な縮尺が合わない箇所が出てきました。これはキットのモールドが実車と異なることが原因と思われますが、今回は作業を優先して滑り止めパターンの形状を調整することで対応しました。
滑り止めパターンの位置と枚数は実車に合わせましたが、完璧を期すのであれば砲塔のモールドは実車資料と見比べて見直しが必要になると思います。
続いて車体側も同様の処置を行います。
試作車シリーズ
(3種) |
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量産型シリーズ
(3種) |