先日の「Type7 ブロッケン」に続き、リボルテックの「ARL-99 ヘルダイバー」を購入しました。

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ARL-99 ヘルダイバーは陸上自衛隊の空挺部隊にて運用されている機体という設定になっています。試作機が初期のOVA版、正式採用された機体は映画1作目のオープニングで登場します。

輸送機からの落下傘降下して歩兵と同時に戦域に展開する用途は、現実世界における空挺戦闘車や歩兵戦闘車の様な位置付けの機体と考えればよいと思われます。

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兵装は右上腕に固定された40mm速射砲、腰部に近接戦闘用のコンバットナイフが装備されています。火力的には歩兵戦闘車並みですが全高が7.9mもありますので、有効な遮蔽物がない場所では実用面で厳しいでしょう。

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関節はよく動きため、様々なポーズをとることが出来ます。しかし、40mm速射砲を構える定番のポーズは難しいようです。

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降下の際に使用されるダイブブレーキを展開することができます。これは蝶番方式ではなく関節方式で再現されているため、展開箇所の負荷や位置の固定については問題はありません。降下時には車体の前後に逆噴射用のブースターを装備しますが、このパーツは付属していませんでした。

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頭部バイザーを下した状態を再現するパーツが付属しており、差し替えて使用します。

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ブロッケンと比べるとやや背が低いことが分かります。設定上はヘルダイバーの全高は7.95m、ブロッケンの全高は8.68mとされていますので、スケール面では正しい様に見受けられます。ノンスケールとされていますが、ほぼ1/72スケールということができます。

総じてよく出来ていますが、細かいディテールは甘い箇所がありますし特徴的な肉抜き穴は再現されていませんので、手を入れて再塗装するとさらによくなるかもしれません。