Model Graphix紙2016年12月号(No.385)にて、陸上自衛隊模型の特集が組まれています。
作例の掲載は以下となっています。
OH-1偵察ヘリコプター (青島文化教材 1/72)
AH-1S コブラ (ハセガワ 1/72)
10式戦車 (タミヤ 1/48)
99式自走155mm榴弾砲 (ピットロード 1/35)
また、青島文化教材 1/72 MMKシリーズの企画立案と展開を支えている、高橋氏のインタビューが6ページに渡り掲載されています。同シリーズに対する緻密な戦略と熱い思いが語られていて、興味深い内容でした。
そして、このシリーズの最大の目標がC-2 輸送機であるとの話が出てきます。1/72スケールで商品展開できる最大のキットはおそらく輸送機とエアクッション上陸艇(LCAC)だとは思っていましたので、この野望には納得しました。
LCACはピットロードが既に製品化しており、輸送機ではITALERI製のC-130Hのキットを自衛隊仕様に改装するレジンキットが発売されています。
Wolfpack Design WP72064 C-130H Hercules ‘JASDF’ Conversion set (for Italeri 1/72)
また、C-1輸送機はガレージキットでは製品化されています。(現在は販売停止しています)
North Wing Model Craft 航空自衛隊 戦術輸送機 川崎C-1
North Wing Model Craft 航空自衛隊 ECM訓練機 川崎 EC-1
C-2は本年6月から運用が開始された最新鋭機ですので、これのキット化はかなりインパクトがあると思いました。
また、本誌にて広告が掲載されて初めて知りましたが、ピットロードから1/72スケールの12式地対艦誘導弾(レジンキット)が製品化されるそうです。
SGF08「1/72 陸上自衛隊 12式地対艦誘導弾 新型トレーラー&キャニスターセット」
1/72スケールの自衛隊模型は、今後とも新しい展開が期待できそうです。