通算3回目となる富士総合火力演習へ行ってきました。
今回は関係者向けの特別枠に参加することができましたので、8月20日に見ることができました。
現地到着時にはガスで視界不良な状況でしたが、演習が始まるころには弾着地点は晴れ、見学席は曇りという絶好の観戦日和になりました。
演目は毎年さほど差がないため、今回もFH-70と99式155mm自走榴弾砲の間接射撃から演習が始まります。
しかし、初っ端から見慣れない火砲装備が出てきました。開発の話は聞いていた19式155mm自走装輪車です。
砲兵は一か所から射撃を続けるわけではなく、反撃に備えて陣地転換を行います。今回登場した3種類の榴弾砲の移動速度は、99式155mm自走榴弾砲、19式155mm自走装輪車、FH-70の順番となります。
次に高機動車で牽引した120mm迫撃砲の射撃展示が行われます。
98式装輪装甲車と軽装甲機動車からの対戦車誘導弾の発射が行われます。
次いで87式自走高射砲が登場して、奥の台に配備された二両による実弾射撃が行われます。
そして、個人的には初見となる16式機動戦闘車が出てきました。世界中の装輪戦闘車の中でも稀有な、走行しながらの射撃が展示されます。
10式戦車のスラローム走行射撃に匹敵する起動を見せており、この装備を開発した兵器開発力には脱帽です。
前段の最後に10式戦車、90式戦車が登場して機動力と射撃が展示されます。