フジミの1/72ミリタリーシリーズの1/2t トラックの派生型作成の続き。

車体前面のバンパーに取り付けられたウインチを再現します。

こちらは後期型のバンパーにウインチを取り付けた例ですが、初期型でも同様の構造を見て取ることができます。

ウインチの形状が今ひとつ判然としませんので、他の車両のウインチの構造を参考にすることにしました。

民間向けの三菱ジープにウインチが取り付けられている写真がありましたので、こちらの構造を参考にしました。

基本的な構造は、ワイヤーの巻取り部位・巻取用のモーター・ワイヤーを整線する部位の三点に分かれるようです。

これらを元にプラ材と真鍮材で部品を作ります。この寸法であれば強度面では真鍮板のハンダ付けが安全ですが、今回は瞬間接着剤を使用した固定にしてみました。

細い縒りワイヤーの部材を使用して、ワイヤーを再現します。ワイヤーの強度をコントロールすることが難しいため、巻取り部とワイヤーの先端部分は別パーツで再現しています。

ナンバープレートは取り付け位置が若干異なりますので、キットパーツから切り離して別に取り付ける方式に変更しました。

車体に組み付けるとこの様な感じになります。