アオシマの1/72ミリタリーモデルキットシリーズの3 1/2t トラック(新型)をベースに12式地対艦誘導弾システムの射撃管制装置を作成の続き。
車体側の改造を進めます。シャーシ付属のパーツをプラ材で補正します。
荷台基部の裏面もパーツを追加します。シャーシがダブルタイヤであるため、マッドガードの形状や位置が通常のタイプと異なります。
通常の3トン半とは異なり、荷台を支えるためのアウトリガーを装備しています。アウトリガーの後ろには何らかのボックスが取り付けられています。左右対称に付いていることからアウトリガー関連の制御機構かもしれません。
荷台底面にすべてのパーツを取り付けると、かなり手狭な印象になります。これでは塗装の段階で苦労するため、アウトリガーは着脱可能な状態としています。
シャーシと荷台のすり合わせを行います。位置合わせを行いながらパーツを組み立てているため、大きな誤差は内容に見受けられます。
ナンバープレートと反射板は真鍮板で作成します。写真資料から外寸を図り、他の部品との位置関係を考慮してパーツを作ります。
コンテナを固定するため荷台に真鍮線の軸を取り付けます。この辺りは構造の再現よりも模型としての強度を優先した構造としています。
コンテナの底面に軸を差し込むための穴を開けます。左右の位置は固定化しますが、前後は位置調整が出来るように穴には遊びを持たせておきます。固定軸を用いた位置合わせを行う際に遊びを入れて置くことで、寸法のズレによるパーツに歪みや破損を防ぐことができます。
コンテナを固定するロック機構は真鍮材で作成します。
ロック機構も荷台に埋め込んだ軸と瞬間接着剤で固定します。キャビン側の荷台の面積がやや不足していたため、プラ材を積層して延伸しました。
コンテナの四隅とロック機構の位置が合うようにすり合わせを行います。
荷台の後部にはやや余りをもたせ、展開時には足場を取り付ける部位となります。
車体を構成する部位は組み立てが終わりました。残すは一部のアンテナなどの細部となります。
コメント 3件
kleinpanzer のコメント:
2020年11月15日
t_takeさん
ご無沙汰しております。コロナ禍が拡大しており、また巣籠状態に戻りそうな感じですね。
相変わらずお忙しそうですが、お変わりないようで何よりです。
さて、弊サイトは本日、開設から10年の節目を迎えることが出来ました。定期的に暖かいコメントを頂いているt_takeさんのお陰です。ありがとうございます。引き続きよろしくお願いします!
管理人 のコメント:
2020年11月15日
kleinpanzerさん
コメントありがとうございます。
サイト10周年おめでとうございます。
当サイトは再開と休止を繰り返していますが、kleinpanzerさんのサイトは着実に新作を公開されており、安定した持続力が凄いと感じています。
FineMoldsのオイ車、良いですね。
私は分野違いから手を出していませんが、以前より食指のそそるキットであると感じています。IBG Modelsが1/72スケールで帝国陸軍の車両が多数出てきたことで、同一スケールでのコレクション性も上がっていますので、いずれは挑戦したいキットです。
kleinpanzer のコメント:
2020年11月16日
返信と弊サイトへのコメントありがとうございます。
実は、休日に模型製作をしていると、集中出来て恰好のストレス対策になるのも、継続できている理由のような気がしています(笑)。
t_takeさんの超絶技法に魅せられてサイト運営を始めた口ですから、こうして交流できているのが本当に有難いです。引き続きよろしくお願いします!