SA-6 Gainful制作の塗装を行います。

2017年に下地色を塗装した後、塗装のリサーチが不十分で寝かしていましたが、現用ロシア軍向けの専用塗料を入手したことから作業を再開しました。

SA-6 Gainfulは旧ソ連圏である東欧は元より、中東諸国の主要国、南アジア諸国、東南アジアでも採用されていたことから、様々な塗装パターンがあります。

ロシアに配備された車両では、濃緑色や黄褐色の単色迷彩で使用されている事例が多いようです。

東欧に配備された車両は様々な迷彩が見られ、中にはNATO迷彩にしか見えないパターンもあります。

こちらは古い写真ですが、中等に配備されていた車両です。サンディブラウン系の基本色に濃緑色系の迷彩が施されていることが分かります。

こちらは比較的最近に撮影されたと思われる中東に配備された車両ではないかと思われます。

 

様々な塗装事例がありますが、今回は最も基本的なロシア配備の単色迷彩を再現することとしました。

使用している塗料はモデルカステンのロシア戦車色(2)と履帯色を使用しています。

誘導弾はロシア戦車色(1)を基本色として使用し、弾頭部分はベースホワイトに若干のライトグレーを混ぜた色を使いました。

流石に専用色と名を打つだけのことはあり、写真でみる黄褐色に近い色合いです。この後、細部の塗り分けとマーキング、全体の色合いの調整を進めて行きます。