Dragon Modelsから1/72スケールのブッシュマスターを陸上自衛隊仕様にした輸送防護車を作る続き。

最近の簡素化の流れを受けた最新キットであることから、車体のパーツ点数は少なめで部品同士の合いも良いため、仮組みは簡単に行うことができます。

内装は申し訳程度に再現されており、床板に仕切りを貼り付けるただけの構造をしています。

しかし、この時点で明らかに設計ミス言える問題が発生します。普通に組み立てると内装の仕切りがサイドグラスに競合してしまいます。

内装の位置が間違っていることが原因となりますので、内装パーツを3枚に切り離し、3mm程度ずらす対処を行いました。

本来であれば、位置を変えたことによる隙間は詰め物をした方が良いとは思いますが、今回は内装には手を付けない方針で考えていますのでそのままにしました。

この改造でサイドガラスとの競合は解消しますが、次は車体上部の銃座と内装が干渉する問題が発生します。

競合するパーツがそもそも実車の形状と異なることが原因となりますので、不用な箇所をカットして対処しました。内装は分厚い防弾ガラスの内側に収まるため、今回は黒一色で塗装してしまうことにしました。

キット自体が抱えていた構造上の問題は解消しましたので、次は外装部分の改造を進めます。