Dragon Modelsから1/72スケールのブッシュマスターを陸上自衛隊仕様にした輸送防護車を作る続き。
車体の窓は外装式の強化が施されています。窓枠部分をプラ材で作成し、塗装後に透明樹脂で強化ガラスの部分を再現する方式を取ります。
プラ材により嵩上げを行い、実車の構造を再現してみました。
車体背面は一体成型で再現されていますが、実車の構造を再現できていない箇所があります。
テールランプとマッドガードの部位を切り離し、車体側に接着します。車体下部には足掛けと思われる深めの窪みがありますので、この部位はプラ材で再現しました。
背面パネルはかなり手を入れる必要がありますので、まずは不用な部位を切除します。
車体全面にも凹みがありますので、抜いた後にプラ材で再現します。
キャビン上部の銃座はハッチ部分と枠が別れています。これを元に可動式の構造としてみました。
実車の写真を元に形状を整えます。よくよく見るとキットのパーツはかなり適当な再現度となっていましたので、ある程度調整しました。
ハッチの軸には鉄線を使い、ハッチにストッパーを付けることで開閉できる構造としました。
車体各所にフックが設けられていますので、これらは全て金属線で再現しました。
次に車体の装甲板周りの構造の再現に進みます。
コメント 3件
kleinpanzer のコメント:
2021年10月10日
こんばんは。
弊サイトへのコメントありがとうございました。
あっという間に10月ですね。ようやくコロナ禍も一服してくれたので、今月は貴重な機会として有効に使いたいと思います。
Bushmasterの作業が着実に進んでいますね。詳細なリサーチに基づいて自衛隊仕様の特徴を特定しているプロセスに感銘を受けました。実車の写真はご自身で撮影されたものでしょうか?
管理人 のコメント:
2021年10月10日
kleinpanzerさん
コメントありがとうございます。
10~11月は、冬に来るであろうコロナ禍第6波までの中休み的な時期になりそうですね。都心の人の出も戻っている様ですので、様々な業界で一息つける状況ではないかと思います。
今回のリサーチに使用した輸送防護車の写真は友人から提供頂いたものになります。H28 富士総合火力演習にて登場したもので、演習終了後に行われる装備の展示(通称:お触り会)の時に撮影したそうです。
一昨年より自衛隊関連のイベントが軒並み中止になり、実物から資料収集が行える機会が激減してしまっています。早く状況が落ち着いて、最新の装備を直接見れる状況に戻ることを願っています。
kleinpanzer のコメント:
2021年10月12日
ありがとうございます。
私も中学生位のころ、朝霞駐屯地の公開日に遊びに行って、74式や61式の操縦席に座らせてもらったりした経験があり、装備展示の「わくわく感」はとてもよく分かります。コロナはそうした機会にも影響しているのですね。それをカバーできる同好のご友人とのネットワークはお見事だと思います。
少しずつ、短時間ながらも会合や出張の予定が入り始めました。この貴重な狭間を活かしたいと思います。