R0029244  自衛隊モデルコレクション第34号が発売になりました。

 

1/72 96式自走120mm迫撃砲が付属します。

そもそも希少度の高い車両ですが、このスケールでは初めての立体化となります。

R0029247  92式地雷原処理車のコンポーネントを流用した独特の形状を巧みに再現しています。

 

ずんぐりとした形状から車体は小柄に見えますが、全高・全長共に73式大型トラックとほぼ同じ寸法になります。

R0029249  車体後部は砲座となっており、この模型では開閉式のハッチが跳ね上げられた状態で立体化されています。
R0029252  120mm迫撃砲は専用の砲架に搭載されてます。

 

戦闘室内の再現は砲身と砲架のみで、最低限に抑えられています。

R0029259  車体前部に取り付けられている前照灯カバーはエッチングパーツで再現されています。
R0029261  車外装備品は他の車輌と同様の工具類が取り付けられており、これらもひと通り再現されていました。

 

車体番号は11普通科連隊 重迫撃砲中隊所属の99-0044号車となっていました。

R0029255  車体後部のハッチは戦闘室を解放できる構造になっていますが、流石にそこまでは再現されていません。

 

しかし、細部の再現度合いは同シリーズの他の模型と較べても良好です。

R0029263  1/72の120mm迫撃砲は本来はこのような形をしています。

これはCMKのレジンキャストキットを元に自衛隊仕様で作成したものとなります。

 

MO-120-RT-61 -120 mm rifled towed mortar Model F1

R0029265  車体と迫撃砲本体を並べてみると、大きさには随分と差があることが分かります。

 

120mm迫撃砲RTは96式自走120mm迫撃砲に搭載されて運用される以外にも、高機動車を元に製造された重迫牽引車と組み合わせた運用がなされています。