かなり前からちまちまと作成していたUH-1Jの製作状況を公開します。

 

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UH-1Jは、陸上自衛隊で使用されている汎用ヘリコプターです。

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陸上自衛隊におけるUH-1シリーズの採用は1962年となっており、以来UH-1B、UH-1H、UH-1Jが配備されてきました。

当初計画ではUH-1Hの後継機はUH-60JAとなる予定でしたが、UH-60JAの調達価格の高さから十分な数を揃えられないため、UH-1Hをベースに機能強化を行ったUH-1Jが併用されることとなりました。

 

UH-1シリーズの自衛隊機を再現するためのキットはいくつか販売されています。

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UH-1Bを再現する童友社の「1/72 UH-1B HUEY」。

このキットはHobby Bossのキットに自衛隊機を再現するためのデカールを追加した構成となっています。

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UH-1Hを再現するハセガワの「1/72 UH-1H IROQUOIS」。

元々は米軍仕様のUH-1Dを再現するために設計されたキットですが、一部金型の修正を行った上で自衛隊機を再現するためのデカールを追加して新パッケージになりました。

元が古いキットですので、金型の痛みによるバリや組み立て難さ目立つキットです。

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UH-1Hを作るのであれば、イタレリの「1/72 UH-D SLICK」を使うほうが良いと言われています。

入手性に難がありますが、このキットとハセガワのデカールを組み合わせる方が容易にUH-1Hを作ることができます。

 

問題のUH-1Jは1/72スケールでは立体化されていません。

機体の構成から、UH-1HとUH-1Nの掛けあわせの様な形状をしていますので、キットの方も同じ考え方でニコイチで作成することになります。

UH-1Nのキットはフジミ、レベル。イタレリから製品化されていますが、現在国内で流通しているものはレベルの製品のみとなります。

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こちらのキットとハセガワのUH-1Hを掛けあわせてUH-1Jを再現を試みました。

機体の大部分はレベルのキットを使用し、エンジン周りにハセガワのキットから切り出したパーツを使用する前提で作業を進めます。

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内装はキットのパーツを軸に作りこみを行います。

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UH-1Jは現役機であることから、ネット上に公開された写真が多数あるため、内装を含めた資料の収集にはさほど手間はかかりませんでした。

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内装の組み立てと塗装を行った上で、機体の組み立てに作業を進めます。

かなり時間をかけた上で最も手間の掛かる工程は超えましたが、ここからが本番となる外装の作り込みに進みます。

陸上自衛隊に配備された機体はUH-1Nとは似て非なる外装をしていますので、キットパーツと異なる箇所を見つけながら作業を進めます。