次に作成する模型の参考資料をネットで探している時に面白い写真を見つけました。
自衛隊が用途廃止した車両の一部がメーカーでオーバーホールされ、海外で中古車として再利用されているという話が以前にありました。
3トン半 PNP仕様
この際に話題として上げたのは、フィリピン国家警察(Philippine National Police : PNP)で使用されている車両でした。
こちらは塗装はいかにも警察車両という感じですが、今回見つけた写真は空軍の迷彩(配色はNATO迷彩?)になっており、なかなか面白い外見になっています。
南シナ海の人工島問題が深刻化する中、自衛隊はフィリピン軍(及び、在比米軍)の連携を強めています。
・海自P3C機、南シナ海上空を飛行 フィリピン軍と共同訓練 連携の強さ誇示
・自衛隊の法的地位取り決めへ 日本とフィリピン 南シナ海で強引活動の中国を牽制
・造船大手のJMU、フィリピン向け巡視船10隻受注 ODAで
現在は、在比米軍の基地を使用した共同訓練と巡視船の供与までですが、今後の展望として在比米軍基地を活用した南シナ海の対潜哨戒網の構築の話題も出ています。
P-1が配備されることで退役するP3-Cを供与したら・・・という意見もありますが、フィリピン空軍の規模を考えると維持できるかはかなり疑問かと思います。
今現在の時点では陸上装備に関する話題は出ていませんが、今後共同演習を続けてゆく内に、南方のフィリピンで新旧の自衛隊車両が邂逅するなんてことがあるかもしれません。